【施工事例】引込開閉器盤取替工事

【施工事例】引込開閉器盤取替工事

 

こんにちは。

今回は引込開閉器盤の取替工事のご紹介です。

 

引込開閉器盤とは集合住宅の共用分電盤のことです。

こちらの盤が、今回取替える対象です。

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引込開閉器盤の一次側の工事は電力会社にしてもらいます。

 

一次側と二次側の工事について:平たく言えば、盤への入力が一次側、盤からの出力が二次側です。

電力会社の発電所で作られた電気が電線を通って住宅まできます。その設備にも当然持ち主がいるわけです。そして敷地内と敷地外で持ち主が代わります。

敷地外:電力会社

敷地内:家主様

電線は上を通っていることが多いので、敷地で区分けすると分かりにくいかもしれませんが、境界と考えていただければ良いです。

この境を『責任分界点』というのですが、難しい話は控えときます。

 

こちらが一次側の幹線工事です。

(幹線「かんせん」とは本線のこと)

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一次側工事の申請や日程調整は弊社が行います。

工事代は弊社の御見積に含まれていますので、入居者様に別途お支払いいただくことはございません。

電気の供給を遮断しますので、工事時間中は全ての電気が使えなくなります。

夏や冬は暑い寒いがあるため、この工事は春や秋というエアコンが使えなくても負担が少ない時期にしか行えません。

またご自宅で医療機器を使用されていたり、水槽で魚を飼育されていて酸素を水中に送る動力が必要だったり、どうしても電気が必要な入居者様へは、ご要望により発電機をご用意致します。

やがては、リチウムイオン蓄電池でこの不便は解消されるかもしれませんが、それはいつになるかも分からない、まだまだ先の話です。

 

さて二次側の工事です。

古い盤から電線を外して、盤の中身を撤去。そして盤本体を撤去します。

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新しい盤を据え付けて、開閉器を取付け電線を繋いでいきます。

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最後に、再び給電線を繋いでもらって完了です。

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取替後の写真

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今回の新しい盤は弊社独自の二重構造です。既存の盤は線が上からきている場合はそのまま下に落として盤内に入れ、コーキング等で防水処理をします。しかし、弊社の盤は、上からきた線を盤内で下から上に曲げて配線します。これは水切りが目的です。経年劣化によって防水部分の漏水が起こり、水が盤内の開閉器に流れれば、やがては最悪停電を引き起こすかもしれません。線を下から上に配線することによって、万が一、盤内に雨水が侵入しても開閉器まで到達しません。

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太い電線を盤内で曲げる工事はとても大変ですが、入居者様のことを思えば苦ではありません。

 

 

皆様のご協力のお陰で、予定時間の17時までに工事を終わらせ、電気を復旧することが出来ました。

 

復旧直後、一気に電気を使用しますと宅内のブレーカーが落ちてパソコンや家電製品の基盤等を壊してしまうかもしれませんので、工事前に宅内の電気機器類の電源は切っておかれてください。

諸々の注意事項は、事前の説明会でご説明させていただきます。

 

工事完了後も万が一のトラブルに備え、復旧後、しばし現場に留まり様子見です。

各居室の灯りが漏れてくるのを確認してニコリと笑い、静かに現場を後にします。

ありがとうございました。

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